公務員試験受験者向け

『2019年度版 論文試験頻出テーマのまとめ方』

吉岡友治 著  実務教育出版 
定価 1,512円(税込み) 
 
  2019年 論文試験頻出テーマのまとめ方

2019年度版です!

 新年度版『公務員論文試験 頻出テーマのまとめ方』が発売されました! 初年度版を書きはじめたのは21世紀になったばかりの頃。朝から晩まで図書館にこもって、資料を数百冊読みました。それから毎年改訂しながら18年。もうすぐ20年ですが、類書はまだ現れていません。
 公務員試験では「不偏不党」とか「公平」という配慮が大切だと言われています。もちろん、その通りなのですが、「不偏不党」がいきすぎて、当たり障りない記述に終始しては問題の本質は見えてきません。試験官が見たいのは、問題に際しての「思考力」「構想力」であり、他人の意見のつぎはぎでは、それは現れてこないのです。
 本書では、むしろ問題の構造を示したり、注目すべき試み・アイディアを積極的に紹介したり、読者の方々が自分で考えを深めてもらうように工夫しました。だから、グラフや図、写真も積極的に示して検証の手がかりにしました。
 毎年「小手先の合格テクニックではなく、内容の濃い記述で勉強できた。合格後の仕事でも幅広い教養として役立った」というコメントが寄せられます。そう感じていただければ、筆者冥利に尽きます。
 今年のテーマは「高齢化と長寿社会」。毎年、平均寿命が延び続け「人生100年時代」と言われる現在、社会でも新しい状況に対する人生設計とそれに対応する施策が必要になります。学校から仕事へ、定年から老後へという単線では捉えられない一生をどう送っていくか、それに行政はどうよりそっていくか、今年度版は重要な問題を取り扱っています。

 


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